1.ひび割れ清掃 コンクリート表面とひび割れ内の粉塵、水分等は高圧空気(コンプレッサー)等できれいに掃除して除去してください。 湿ったコンクリートに施工することは可能ですが、ひび割れ内に水分が溜まっている場合や漏水しているときは 材料が流されてしまうことがありますので施工できません。 2.養生 施行中に周辺を汚さないように、養生フィルムやブルーシートなどで、施行周辺や移動経路周辺の養生を行ってください。 3.材料の混合 基剤と硬化剤を容量比2:1で取り出し、均一色になるまでよく攪拌してください。 混合する量は可使時間内で使用できる量としてください。 ※可使時間は300gで20~50分程度です。(23℃) 4.材料の塗布 使用目安:幅0.5mm未満のひび割れ 【eiプラスの塗布】。 塗布には刷毛やローラー刷毛を用い、浸透して凹みが出たら再塗布を繰り返します。 時間を置かず、10回前後繰り返し連続して塗布してください。 その際、ゴムベラ等で液寄せを行うと効果的です。凹みがなくなったら完了です。 ※使用量:0.5mm幅程度のひび割れで約50g/m ロス分含む ※塗布回数は目安です。10回前後繰り返しても凹みがあるようでしたら、更に凹みがなくなるまで繰り返し塗布してください。 5.表面処理 可使時間を経過して材料の反応が進みゲル化してきたら、表面に付着した樹脂をヘラやウェス等で取り除いてください。 ひび割れ部に凹みのある場合は、ゲル化した樹脂で埋めてください。 6.表面仕上 材料の硬化後(翌日以降)コンクリート表面に付着した樹脂をディスクサンダーなどで除去してください。 接着剤の染みを隠したい場合は、塗装などの仕上を行ってください。